美容業界が作った大きな罠『セルライト』の脂肪の真実
ダイエットを考えるうえで…体重さえおちれば…イイ!と思っているそこのアナタ!体重さえおちれば綺麗になると思っていませんか?
それが間違いの第一歩なのです。
もしかしてそれは…
セルライトが原因なのかもしれませんよ。
なーんてよく耳にしますよね。
ダイエット方法を考えるうえで『セルライト』って言葉をよく耳にする事も多いかもしれませんが、 セルライトは体重を落とすうえでは避けては通れない宿敵なんでしょうか?
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ダイエットとセルライトの真実
残念ながら成人女性の多くに必ずセルライトはあります。
これは痩せている人でも太っている人にもあります(断言)。
ダイエットとセルライト…
関係の深い言葉であるとされていますが、
はたしてどんなものなのでしょうか?
おなか回りや太ももの後ろや、二の腕等…脂肪が凝り固まったものだといいます。脂肪のでこぼこが見える箇所が、セルライトがあるとされています。
脂肪細胞が水分、老廃物と絡みつき、コラーゲンとくっついた状態で、老廃物とつながったセルライトは代謝が難しく、脂肪を溜めこみやすくなります。 頑張ってダイエットをしているのに、セルライトが定着しているために痩せられないという人もいます。
通常の皮下脂肪と違い脂肪が変形して固まってしまっているため、その蓄積されているセルライトを何とかしない限りは、ダイエットの効率が著しく低下してしまいます。セルライトは、運動や食事制限だけで減らせるようなものではない。
と言った感じで肥満とセルライトには密接な関わりがあるようです…
その他にもよく言われるのが
『特殊なマッサージをするしかない』
『むくみはセルライトの原因になる』
一般的にセルライトとは…脂肪よりも頑固な特別な肥満の要因としていろんな撃退方法が出回っています。実際にお金にモノ言わせて、エステやマッサージに足繁く通っているオンナ達もゴロゴロいます。
実際にどうなんでしょうか…調べてみたところ…
ほぼ…医学的な根拠は無いです(笑)
セルライトは健康な脂肪組織
医学的立場からは、セルライトと呼ばれているものは普通の皮下脂肪と変わりないので、運動とカロリー制限を組み合わせることによる通常のダイエットで皮下脂肪が減少すると、その凸凹の脂肪も減少し目立たなくなるとされる
https://ja.wikipedia.org/wiki/セルライト
セルライトは代謝も普通の皮下脂肪と何ら変りはなく同じもののようですね。肥満かどうかは置いといて…セルライトの組織構造自体は健康的な皮下脂肪みたいです。
セルライトと普通の脂肪は同じもの
100人を対象とした米国のニール・ソロモン博士の臨床検査やロックフェラー研究所の研究結果として、「普通の脂肪」と対比して、「セルライトと呼ばれる脂肪」の血流や脂肪の代謝について測定したが、「普通の脂肪」と何ら変わりが無かったそうです。
第3回 部分痩せって出来ないの?? Nice Body Make・・・よもやま話/ウェブリブログ
『セルライト』という特殊な脂肪は存在しないみたいですね。
セルライトというものは、存在しません
セルライトとは、古い皮下脂肪に老廃物が結合したものと言われています。しかし、皮下脂肪を含めすべての細胞はどんどん新しいものに変わっていくので古い皮下脂肪は存在しません。
セルライトなんて存在しないんですよ!|早瀬みさきのラストダイエット無料講座
かつ、皮下脂肪がある場所に老廃物がたまるなんて肝臓・腎臓が深刻な病気でなければありえません。
皮下脂肪に老廃物が溜まっている…と思ったら、
泌尿器科か内科、総合病院に大至急いってください。
ダイエットなんて言ってる場合では無いようです…
結局セルライトの正体ってなに?
セルライトとは…脂肪です。
それも…単なる皮下脂肪です(笑)
セルライトの医学的な見方だと…
医学的な見方だとあの独特な凸凹の皮膚も…『皮下脂肪細胞から分化した線維芽細胞によって、皮下脂肪細胞が皮膚側に引っ張りあげられている。』という結論です。(うーん難しいですね…。)
分かりやすく言えば…コンビニやスーパーのビニール袋にテニスボールをバンパンに詰め込んだあのボコボコ状態ですね。 逆に、痩せている人はコレが これがパチンコ玉くらいの大きさって感じです。
普通は皮下脂肪細胞( 脂肪を蓄積するのは白色脂肪細胞)の数は幼児期にだいたい決まっているそうです。この細胞が暴飲暴食で肥大化する状態が皮膚を凸凹にさせているようです。 なので…この 皮下脂肪細胞 ( 特に白色脂肪細胞) の成長が…おなかのお肉の成長=肥満なんですね。
なので…繰り返しますが(笑)
セルライトは皮下脂肪なのです。
セルライトの美容業界の見方だと…
美容業界のフォローをするつもりはありませんが(笑)
ちょっと補足すると…
皮下脂肪細胞が肥大化している状態=セルライト
というところまではアリかな…言ってもいいかな…許す!って感じです(笑)
ただそこからの営業にウソや間違いが多いってことです。
なぜセルライトと言われ始めたのか?
医学的な根拠も事実もない割には…なぜかダイエット経験者のほとんどが知っているこの常識は…どこから生まれたんでしょう?
セルライトという言葉は、1900年の初めくらいにヨーロッパの美容業界で造られた言葉で、女性の太ももやお尻のボコボコした脂肪を「脂肪の塊」という意味で使われはじめたのがきっかけです。
1973年にニューヨークのエステティックサロンの経営者であるニコール・ロンサードが『セルライト』についての本を書いてベストセラーになったことから一般に広く知られるようになっていきました。
その本によるとこだと…
『セルライト』とは肝臓や腎臓、腸などから排出された老廃物と水分が皮膚の表面下にある脂肪細胞と結合し、「オレンジピール」と称されるゲル状の物質(セルライト)に膨れ上がると書かれてあります。
(この『セルライト』の内容に付いては医学的な根拠が一切無いとして批判がある一方で『仮説として書かれた』という説もあるようです。)
そして…『セルライト』を日本で広め定着させたのは、テレビ番組の『あるある大辞典(捏造で打ち切りになった番組)』で人気を博して以降、何度も特集されたからです。
『セルライト』に関して一般的に広まるまでに…
1ミリたりとも医学はかかわっていないようですね
『セルライト』という言葉は医学用語にはありませんから。
つまり、『セルライト』という言葉は…
何気なーく、
フランスの美容業界でスラングとして生まれ、
エステサロンの経営者の
ベストセラー本でアメリカに広がり
いろんなダイエットサプリや宣伝文句が
日本にバンバン輸入され
あるあるな模造番組が…
『セルライト』の存在を日本で決定づけたのです。
そこからは…
『セルライト』がはやってしまえばエステサロンやマッサージ店などの美容業界が流れに乗るだけですから…それが真実なのかどうなのか…もう関係ないのかもしれません。
まっ、要するに『セルライト』は美容業界に都合の良いマーケティング用語として成長してしまった感じですね。
混同しやすい「むくみ」や「肉割れ」
繰り返しますが(笑)
セルライトは皮下脂肪です。
セルライトの原因として…
『血流が悪くなり、リンパ液が滞っている、老廃物などが溜まっている』
それらの説に根拠はいっさいありませんので宣伝文句にご注意を。
通常血管から染み出る水分量と、血管に戻る水分量は常に同じ量になるようなメカニズムになっていますが、このバランスが崩れ、血管から染み出る水分量が多すぎたり、逆に血管に戻す量(再吸収)が少なすぎたりする…これが『むくみ』の正体でもあります。
これはだいたい血行不良とリンパ液の滞りからくるモノで、数多い原因の一つの中に『肥満』が挙げられています。肥大化した皮下脂肪が血管やリンパを圧迫してしまう事があるからです。
逆に、セルライトの改善策として『むくみ』が挙げられる場合は宣伝文句と思っていいと思います。 医療の専門家に言わせると「日常のむくみ程度では脂肪組織が増えることは無い」ということです。
特に痛みは無いようですが、うでや腹部、ふとももなどに赤や白などの線状の亀裂を一般的に『肉割れ』や『妊娠線』、『ストレッチマーク』といいますがこれは皮膚の病気(線状皮膚萎縮症, 皮膚伸展線条)なので、軽減する事はできても完治することはないといわれています。
最後に…セルライトとは…
皮下脂肪細胞 ( 特に白色脂肪細胞)の肥大化が…
肥満と呼ばれます。
その皮下細胞の肥大化があの独特の凸凹の皮膚を作り出します。
皮下脂肪細胞が肥大化している状態=セルライト
と呼ぶことは間違いではありませんし、自由だと思います。
セルライトはただの皮下脂肪です。
揉んでも叩いても消えることはありません。
肥大化した皮下脂肪ですから
マッサージを否定するわけではありません。血行をよくしてくれますし、むくみの予防にもなるでしょう。ただ、皮下脂肪は消えません。痩せるためにエステに行くのは科学的に見れば無意味と言っていいかもしれません。
セルライト専用の特殊なクリームも器具もマッサージも存在しません。そんなことで皮下脂肪細胞は小さくはなりませんから。実際にエステなどで『細くなった』と思われているほとんどは…むくみが解消されただけかと思います。
むくみの原因に肥満があるかもしれませんが…
肥満の原因にむくみはあまり考えられないようです。
セルライト専門と謳われている…
エステや特殊な器具やサプリなどのほとんどが嘘かもしれません。
それにかかった金額だけが事実です。
では、セルライトと呼ばれる状態を脱するためにはどうしたらよいのか…
クドいかもしれませんが…セルライトは基本的に普通の皮下脂肪と変わらないので、通常のダイエットで皮下脂肪が縮小すると、次第に目立たなくなります。
とはいえ、肥大化した皮下脂肪はなかなか手強い脂肪です(笑)
代謝を上げ、効率よく燃焼させるためには…
やはり運動を行うことが大事です。
皮下脂肪については…
長くなりそうなので(笑)
またの機会に…
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